
ぴょこすけ
終活って、言葉は聞いたことあるけど…どこから手をつければいいのか全然わからないんだよね

のんきち
それだったらまずは関連する“言葉”から覚えるといいよ。言葉を知るだけで、全体が見える地図が手に入って進む道が見えてくると思うよ

ぴょこすけ
地図…?そうか、地図があれば迷わず進める!

のんきち
じゃあ今日は、僕が学んだ50の基本用語を終活の世界を5つの領域に分けて紹介するね。
心(価値観/感謝/自分史)
- エンディングノート
人生の希望や想いを家族に伝えるためのノート。医療や財産の希望、連絡先などをまとめられます。 - 生前整理
持ち物や書類を元気なうちに整理すること。家族の負担を減らし、生活空間もすっきりします。 - 人生100年時代
長寿化に対応し、老後の暮らし方を計画的に整える考え方。終活の背景として重要です。 - アクティブシニア
趣味や学びに意欲的な元気な高齢者層。前向きな終活の姿勢を持ちます。 - 超高齢社会
65歳以上の割合が21%を超える社会状況。暮らしやすい環境づくりのための準備が必要です。(出典:厚労省資料) - 終活ガイド
終活の全体像や準備手順をわかりやすくまとめた入門書や資格。 - 終活カウンセラー
終活に関する相談や提案を行う民間資格。第三者の助言で迷いが減ります。 - ライフプラン表
収入・支出、将来のイベントを年表にした計画表。計画的な行動を後押しします。 - ライフメモリアルノート
思い出や価値観、家族へのメッセージを記録するノート。心の整理と共有に役立ちます。 - フォトブック
家族や人生の写真をまとめたアルバム。語らいのきっかけにもなります。

のんきち
言葉は道しるべ。用語を知れば行動が具体化するよ
情報整理・手続き系
- 重要書類ファイル
保険証券、年金手帳、通帳、印鑑、マイナンバーカードなどをまとめるファイル。 - パスワード管理
デジタル遺品対策として、ID/パスワードの保管・共有方法を決めておきます。 - エンディングフォト
遺影用にお気に入りの写真を準備しておくこと。撮影日やデータ保存場所もメモ。 - 委任状
手続きを代理人に任せるための書面。相手先の指定書式がある場合は要確認。 - 成年後見制度
判断能力が低下した場合に、代理人が生活や財産を支援する制度。 - 家族信託(民事信託の活用)
信頼できる家族に財産の管理・処分・承継を託す仕組み。(出典:法務局) - マイナンバーカード
行政手続きや本人確認に使えるICカード。 - 戸籍・住民票
相続や各種手続きに必要となる公的証明書。 - 委任先メモ
家族や専門家の連絡先、役割分担を書き出したメモ。 - ねんきんネット
年金記録や見込み額をオンラインで確認できる公的サービス。

のんきち
情報を家族と共有しておくと、いざというときに迷わないよ
医療・介護系
- 介護保険
介護サービスを受ける際に使える公的保険制度。40〜64歳の医療保険加入者(第2号被保険者)は保険料を納めます。(出典:厚生労働省 介護保険リーフレット) - 要介護認定
介護サービス利用の可否や必要度を判定する公的審査。申請は市区町村で行います。 - ケアプラン
介護サービス内容や回数をまとめた計画書。ケアマネジャーが作成します。 - 地域包括支援センター
高齢者や家族の相談窓口。介護・福祉・医療の連携支援を行います。 - 在宅医療
自宅で診療や治療を受けられる医療サービス。生活の場を保ちながら療養できます。 - 訪問看護
看護師が自宅を訪問し、療養や健康管理を支援するサービス。医師の指示で行われます。 - BPSD
認知症の行動・心理症状の略称。対応方法を知っておくと介護負担が軽減します。 - レスパイトケア
介護者の休息を目的に、一時的に高齢者を施設などで預かるサービス。 - ケアラー支援
家族介護者(ケアラー)を対象にした相談や制度。心身の負担軽減を図ります。 - リハビリテーション
身体機能や生活能力の回復を目的とした訓練や支援。介護予防にも有効です。

ぴょこすけ
制度の名前とどんなものかを知ってるだけで、困ったときに相談のハードルが下がりそうだね
お金・相続系
- 受取人指定
保険や年金などの受取人を事前に指定すること。手続きの円滑化に役立ちます。 - 遺留分
一定の相続人に保障される最低限の相続分。遺言でも侵害できません。 - 法定相続人
法律で定められた相続の権利者。配偶者や子など順位が決まっています。 - 相続税申告
相続発生後に税務署へ納税額を申告する手続き。申告期限の確認が大切です。(出典:国税庁) - 金融機関解約
預金口座や投資口座の解約手続き。相続手続きの一部として行います。 - 公共料金名義変更
電気・水道・ガスなどの契約名義を変更する手続き。生活継続のため必要です。 - 遺産分割協議書
相続人全員で分割方法を決めて作成する書面。相続手続きや名義変更に使用します。 - 遺言書(自筆・公正証書)
財産の分け方や希望を記す書面。形式の要件に注意が必要です。 - 生前贈与
生きている間に財産を渡すこと。税制の非課税枠や時期の検討が大切です。 - 相続放棄
相続人が相続権を放棄する手続き。熟慮期間や家庭裁判所での申述が必要です。

のんきち
税や相続は期限と書類がポイント。先に全体像を知っておくと焦らず進められるよ
葬儀・供養系
- 家族葬
家族や親しい人だけで行う小規模な葬儀。費用や準備の負担を抑えられます。 - 直葬
通夜や告別式を行わず、火葬のみで見送る葬儀の形。シンプルさと費用面が特徴です。 - 会葬御礼
参列者に渡すお礼の品。地域や宗派で形が異なる場合があります。 - 喪主
葬儀の代表者。式の進行や各種手配の中心となる役割です。 - 死亡届
死亡の事実を役所に届け出る手続き。医師の死亡診断書が必要です。 - 火葬許可申請
火葬を行うために必要な許可申請。自治体の窓口で行います。 - 葬祭費
健康保険などから支給される葬祭関連の給付金。申請期限に注意。 - 喪中はがき
年賀状を欠礼する旨を知らせるはがき。投函時期の目安も確認しましょう。 - 納骨
火葬後の遺骨を墓所や納骨堂に納めること。時期や方法は家族で相談して決めます。 - 散骨
遺骨を粉末化し、海や山にまく供養方法。地域のルールやガイドラインの確認が必要です。

ぴょこすけ
形式よりも、気持ちが届く形を家族と話し合っておこうかな
まとめ&次の一歩
用語で全体像がつかめたら、知ってるものを◯×してみよう。知らないものは調べてみてどんなものか軽く知っておくと家族との会話も始めやすくなります。
今日の一歩:ミニ辞典を確認して知っているものと知らないものに分けよう!
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本記事は一般的情報の提供を目的とし、専門家の助言に代わるものではありません。個別の判断は専門家へご相談ください。